2012年3月11日日曜日

兎追いしかの山

今日は何度も「ふるさと」を聞いた。1年前から全国各地でかつてないほど歌われたのだろう。
私も昔から好きで、機会あるたびに歌ってきた。ちなみに男性女性いっしょに歌う時はDをキーにするとギターコードが楽でよい。私一人で歌う時はGにする。

震災番組をチラチラ見ながら机にしがみついてあれこれ事務処理などをやっていたが、どうにもこうにも体がうずうずしてきて、とうとう12時過ぎに自転車で家を出た。
今日は冬型のようで北風が寒いが、それでも外へ出たい!と思ったのだからしかたがない。
空はどよんとしていて春の気配ではないものの、山の雪もぐんと少なくなっている。
昼食に鍋焼きうどんを食べ、税申告のことで少し相談などもして、さあそろそろ帰ろうか?と思った3時過ぎに雨がパラパラ降ってきたので中央公民館のボランティアセンターに避難。ついでだからと「新しい公共」関係のことをいくつか処理して夕方帰宅、またテレビを見ながら仕事の続き。

これからもずっと今日は「ふるさと」が歌われる日になるのだろう。
その歌に込めた思いが忘れられることがないよう、学んだこと、考えたこと、悔いたこと、改めたことが忘れられることがないように。
…本当にそうあってほしい。1年後の今日はテレビも大特集だけれど、そのあとはどうなるのか。規模の内容もかつてない災害なのだ。すでにいわれのないがれき処理受け入れ拒否という情けない話をいっぱい聞く(私は一生涯山梨県には行きたくない)が、これが一時的なバイアスであると信じたい。

しかし今日はいっぱい歌を聞いた。励ましとして、鎮魂として、思いの吐露として、歌というのはいつもあるものだなと再認識した。歌の力というのは本当にものすごいものだ。

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