2013年2月8日金曜日

NPOもっとしっかりしなきゃ

地元の小学校で、昨年度設立されたばかりのNPO「地球と握手」のワークショップを手伝いに行ってきた。

「手伝い」というよりなんとなく主催ぽい位置に据えられてるんだけど、まあ元来が中間支援NPOだからいいか。^^;

土(粘土)を握って作ったオブジェをたくさん集めて作品を作り、これをいろんなところの人たちと交換してつながっていくというアートワークで、今回は東北被災地の学校の子どもたちと連携した行事だ。
まあ私はこのあたりのアート領域はよくわからんので、まあとにかく支援するだけなのだけれど、立ち上げて間もないNPOの活動というのは熱意があっていいものだ。

ホリデースクールを立ち上げて10年(NPOになってから9年)、WACおばま立ち上げから8年(NPOになってから6年)たって、その間ずっと「自分のNPOのこと」をやってきたのだけれど、最近サポネットのことなんかがあって、「他のNPOのこと」に時々目をやるようになってきた。
そうしたら、福井県では行政・民間企業ともにNPOに対する信頼はまだまだ低いことを再認識した。他の県でも同じかもしれないけれど。

そんな中で特に気になるのが事業報告書、活動計算書、貸借対照表、財産目録といった事業報告書類が出ていないNPOだ。
今は全国のNPOについて、このサイトで所管都道府県・政令都市名とNPO名の一部を入れて検索するとすぐにわかる。いいかげんなことをしているNPOは全国に知られてしまうわけだ。

これって法人として最低限の社会常識を守ってないということで、こういうことをやっているようなNPOが多ければ、そりゃあ社会的信用はなくなるよなあとガクゼンとする。
主義主張はけっこうだし理念もけっこうなのだけれど、その前に「社会人としてやるべきこと」をちゃんとやってからにしろよという感じですね。それをせずに自分の思いをわあわあ言うだけでは、そりゃあ社会づくりに参加はさせてもらえないわなあ。
まあNPOに限らず、どんな法人でもあるいは業種でも似たようなことはあるんだろうけど。

来年度にかけて、いろんなことが動き出している。何より嬉しいのは若い人たちの参加が徐々に増えてきたことだけど、彼らには何より「思うことをのびのびやってみる」ことをしてほしいので、その場を提供するために、社会とのつながり部分をしっかり担当していきたいなあと思っている。
なーんてエラソーなことがいえるほど落ち着いた人間じゃないんだけど。^o^;

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