2013年12月19日木曜日

巣鴨人がゆく

今回は巣鴨で5泊する。
私は夜型人間なので朝はゆっくり起きる。今日は9時を過ぎていた。それで睡眠時間7時間。
部屋着(あらかじめ送っておいたのだ^^)でホテルのランドリーに行く。このホテルのランドリーは、洗濯200円+洗剤1回あたり100円、乾燥30分100円とやや高いが、まあしかたない。
洗濯をしながらメール処理をしたり添削をしていると11時をすぎる。何も食っていないのでさすがに腹ペコであるから外に出る。朝昼兼用のブランチになる。

ホテルから1ブロック歩くともう巣鴨駅の北ロータリーである。ここにはファミレスが3軒あり、さらに富士そば、日高屋、松屋などなどいっぱい店がある。
ブランチは野菜がほしいし、ゆっくりコーヒーも飲みたいので、ファミレスになる。
デニーズがお気に入りである。コーヒーは何度でもお代わりをくれるのだ。今日もそうした。
面白い店で、常連さんがいるようで店の人と世間話をしている。東京でこういう店に出会うとほっとする。
ブランチなのでかつ丼とうどんのセットを頼んだ。

…油断した。出てきたのは必殺ショーユうどん。気が緩んでいたとしか思えない。見てください、この汁の色。
「これが何か?」という人は「きつねどん兵衛」のパッケージに「(E)」と書いてある人です。
「まっ茶色やんけ!」という人は「(W)」と書いてある人です。
前者がショーユ文化、後者がダシ文化ですね。かつでスノウというイギリス人が「2つの文化」と題して文系と理系の溝の深さを論じたが、それに匹敵する文化の違いである。
この文化は「濃口薄口境界線」「角餅丸餅境界線」「アホバカ境界線」など多重的な文化の境界線によって区画されるばかりか、シイノキ線という植物生態地理学的境界線とも重なり、さらには50Hz/60Hz境界線さえ近いという、日本アルプス・南アルプスの偉大さを思い知らされる我が国を二分する大きな大きな境界線なのである。
ちなみに、この境界線に近接して、わけのわからない「何でも味噌だぎゃあ」文化を擁する名古屋のオソロシサが再認識されるというわけです。

まあともかく、最近なぜか慣れてきたように思うショーユうどんを用心深くすすり、ゆっくりブランチを食べてコーヒーを飲みつつ添削をしたり、来春に刊行する「二次試験合格法2014年度版」の準備をしたりして過ごす。そのことを見透かしたように編集さんからTELが入ったりする。いつも脱稿遅れてすいません。今度はちゃんとやります。きっと。たぶん。もしかしたら。
昼の時間帯になると混んでくるので出る。12時30分くらいまで粘るけど。

昼から受講枠がいっぱいであれば本屋などに寄って、それから模擬面接会場であるルノアールへ行く。巣鴨駅を挟んで反対側の南ロータリーに面している。
13時からの模擬面接であれば、12:50から入室になる。このあたりは厳密で1分でも早くは入れない。
今日は14:30からなので池袋に行った。ビックカメラに行きたかったのと、郵便局に行きたかったからだ。(巣鴨の郵便局はちょっと遠いのだ)
1時間ちょっとで帰ってきて、14:30から模擬面接。

17時にいったん模擬面接が終わるので、早目の夕食を食べる。
このときは巣鴨駅南ロータリー側に行く。ここには富士そばとやよい軒くらいしかないが、もっぱらやよい軒に行く。たま~に富士そばで噛み切るのが大変な硬いカツ丼やもりそばを食べる。
18時からまた4時間、ルノアールでがんばり、へろへろになってホテルに戻る。
でもねえ、模擬面接は本当に力を使うのですよ。だって受講する人は人生の大きな大きな節目だったりするわけでしょう。もう本当に頭フル回転で面接してます。
「ああ、もうこの人は大丈夫だな、きっと」と思えるときはほっとして、会話を楽しむことができる。
「この人はやばいかもしれない」と思った時が大変である。小論文をどうにかするためのストーリーを全力で考える。でも次の人の時間も迫っている。限られた時間でいかにアドバイスできるか。この数年間、この時期はいつも考えていることだから、けっこうノウハウも蓄積して、要領よくアドバイスできるようにはなっているけど、それでもいつも全力だ。だから終わった時にはへろへろになっているのは仕方ないのですよ。
そのあたりは我ながら要領が悪いなあというか、いつもそうなってしまう。出願だの筆記だののセミナーだってそうだものね。

だから、ホテルにまっすぐ帰らず、北ロータリーで本を買ったり西友によってお酒やツマミを買ったりするのはご勘弁願いたい。まるっきり住人の生活である。明日あたり、きっと居酒屋に入ってしまったりするんだろうな。^o^;

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