2017年1月30日月曜日

水源の森の雪

あれこれ用事を済ませに出たついでに津島名水で水を汲んできた。

津島名水は市街地共通の帯水層から自噴している美味い地下水で、自噴井で名水指定されているのは近くに雲城水もあるのだけれど、人が多く、また車も留めにくいので私はもっぱらこちらだ。

自噴量は豊富で12リットルポリタンクがすぐに満杯になる。そして無料。
もっとも小浜市の水道水は地下水水源でもともときれいなのでさほどカルキ臭くもなく、「地下水じゃないとまずくて飲めない」などというような上等な舌も持ち合わせてはいないので、料理も炊飯もポットのお湯もコーヒーもフツーに水道水を使ってるんだけどね。
じゃあ何に津島名水を使ってるんだ?とよく考えてみると…うーん、水割り作る時かなあ。^o^;

ついでに(でもないけれど)上根来の様子を見に行ってきた。道路にはすっかり雪もなく、しがら組も顔を出している。

それでもゲストハウスの入り口には除雪した雪が大量に積まれていて、その奥には冬眠しているゲストハウスがちらりとのぞく。

助太郎の前の駐車スペースの砕石が除雪の時に大量に巻き込まれ、地面がボコボコになっている。まいったなあ…

畜産団地はKさんが除雪しておいてくれていた。牛舎の中を通過しないといけないようになっていて、普通車ではちょっと段差が大きいので、ちょうどいい侵入ガードになっている。

前回の降雪で屋根雪が大量に落ちていて、雪室の雪の補充には事欠かない状況になっている。
2月から3月にもう一度補充して完成かな。
しかしやっぱり上根来に来るとはっきりと気温が違う。そりゃあ300m登ってきてるんだからね。

この上根来を含む遠敷川流域に降った雪は、融雪時に河川水として流下するとともに、地下水となって流下し、いずれ津島名水を自噴させる地下水脈に補充されていく。
上根来にも水源涵養林があるけれど、地下水を水源としている小浜の水道にとって貴重な水源地なのだ。
その貴重な水源涵養林が鹿食害や林業衰退で、地下水の涵養力が低下していることは確実だと私は思うのだけれどなあ…

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